elonaplus をクリアした
やきうのシーズンが終わってから息抜きに1日1.5h程度で少しずつやってたんですが、昨日、第2部をクリアしました。記憶が曖昧ですが、version 1.09 からはじめて version 1.12R でクリアです(1.13 は魔法が弱体化されて散々言われていたのでやらなかった)。
dump をアップしてみた。
http://www.elonaup.x0.com/src/up10623.txt
PC 向け rogue like game の常識を打ち破る elona
Nethack, Angband 系統から比較して下記の部分が elona は違います。
- 最初からグラフィックとサウンドがあるので、演出が豊か
- 印象が違うのかユーザーが多い
- 日本人が作ったので、日本人だけが理解できるようなネタが多い
- 妹の館とか、お年玉とか...
- 欧米の人にはともかく、アジア圏では親しみを持ちやすいはず
- 戦闘やダンジョン探索がメインだが、それ以外の部分が異様に豊富
- そのせいかセーブデータのバックアップややり直しなどのユーザー側でのインチキ系統の認識が緩い
- HSP で作られている
- 元の作者は開発放棄
プログラム的にはあまりよろしくない点がいくらか見受けられます。例えば、セーブファイルが分散化されまくっていてロードが異様に遅いとか、キー配置変更は中途半端な実装で hjkl 移動がてきないとか。開発者観点から言うと作者さんは、最初に作ってから作り直しをしなかったんでしょう。
ユーザー側からみるとゲームとしては異様な人気を持ちます。システムは複雑すぎて elona をやりはじめて1年半でようやく半分は理解できた気がします。
そんな複雑なシステムを考案・実装して、ゲームとして成り立たせたことは元の作者さんはポジティブ面やネガティブ面も含めて様々な問題を乗り越えた超人でしょう。
バリアントの elonaplus
元の作者から開発放棄され、ソースを希望者に配布されました。その結果いくらかのバリアントが作られ (ここらへんは Nethack, Angband にもあります)、現在に至ります。
バリアント作者さんは最悪とも噂されるソースコードを修正、拡張しているというまあ、すごいことになってます。誰かが最初から作り直した clone がないと拡張面はもってあと2年ぐらいかなーとか思います。
いろいろありますが、 elona すくつ日記を8月に見始めてから (たしか大垣に Make Meeting をみた帰りの東海道線で見始めた)、自分も elonaplus を始めて、すくつ日記の作者とほぼ同じタイミングでクリアしたのは調整したわけではないのでちょっと驚いています。
elona すくつ日記さんのelona+初見プレイ記:
http://blogs.yahoo.co.jp/gpmwf223/folder/440062.html
ネタバレも含む内容はまた後日に書きます。