RGB を直接送り込む方式

液晶のデータシートを見ると R,G,B が [7:0] まで計24bit, HSync, VSync, dotclock などがあって動かすことが出来るようだ。この方式は低解像度のゲーム機器を写せそうな気がする。そこでこれが良さそうなので調べてみた。(ただしデータシートの記述が怪しそうなので後日質問する)
http://www.ekisho-ichiba.com/shopdetail/028000000003/

散々問題になる HSync は dotclock や水平走査のタイミングを見る限り、6kHz から 60 kHz までの広い幅をサポートしているので問題がなさそう。(後日計算値を追記します)

解像度は横幅が 320 までなのでカプコンのゲームが映りきらない。これはブラウン管だとドットの横幅が短いだけで済むが、液晶ではどうにもならない。とりあえず他のゲームは 320 あれば十分であろう。逆に横幅が余る場合は dotclock を早めにしてオリジナルと同じタイミングに補正をかけるとか、 HSync を無理矢理出してみるとか実験が必要だ。

欠点 - 見つかりづらい

  • この方式は AVR などマイコンで手軽に操作できないため、業務用途は別にして個人用途には人気がないのであまり店に並ばない。
  • 縦長の液晶が多いので、横長の信号はまともに表示できない。
  • やっと見つかると、やたらと古いモデルで、バックライト用の高電圧を用意する必要があり実装が面倒だったり、反応速度が 40 ms で 2 frame 遅延する可能性もあり。

利点 - 同期する

ティアリングが発生しないのは唯一の利点。古いゲーム機には非常にシビアな問題だと思う。