外部基板その2

KiCAD の操作に慣れてきた。データファイルがテキストなので一括の入れ替えとか属性変更はテキストエディタでやってしまえるのが素敵。ラベル機能を積極的につかうものの、バスの使い方がよく分からずバスラインがなくても動くんじゃないのという感じ。

パーツの物理的配置になって、10cmx10cmの基板にはちょっとてんこ盛り気がしてきた。DIP48pin なんか載る場所ないじゃん。片面だけに部品はちょっと無理なので、携帯液晶とHIDコネクタ以外は裏面に盛る方向。操作法を調べないと。

一応配置しただけで、実運用に使わないパーツもいくらかある。

  • SRAM は2つつけたが、1つで容量は十分な気がする。帯域が同じなので自由度はかわらない。
  • Xtal はなしで動くならなくなる。
  • CPU もいらないならつけない。安定入手方法が雷電IIから外すなんてコストが高すぎ。

話がそれるが、PCM ROM とか Charcter ROM などの結構大きな ROM データは flash memory に置いておくにもいろいろ限界がある。そうなると SD card から pff 経由で取る必要がある。この pffコンパイルできる CPU が現状では 68000 しかないということが結構問題。

Z80 だけで ROM の容量がでかい設計なんてのはいくらでもあるが、4MHz 程度の 8bit CPU にやらせるにはメモリマップの空きやCコンパイラの整備や実行速度があまり現実的でないということ。かといって SD card を読むためだけに 68000 を動かして、終わったら切り離しというものは、回路規模が大きくなりビルド時間がかかる。

そういう点で uPD70116 を外付けするということは割と期待ができるんだが、CコンパイラLSI-C86 だけなような... 当初は X Multiply のことだけを考えてたから仕方ないんだけど、それがなしなら ARM を付けるのが普通であろう。